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オトログ

音楽好きサラリーマンによるブログ。最近レコードプレーヤー買ってディグが楽しい。ブログ初心者で拙稿が続きますがよろしくお願いします。twitter:otolog_blog

はじめてのフジロック 〜FUJI ROCK FESTIVAL 2016の思い出 番外編 ザ・アヴァランチーズ〜

http://amassing2.sakura.ne.jp/image/jacket/large/2016/58862.jpg

 

 さて、フジロックで見たアクトを振り返ってみてきましたが、最後に番外編です。 フジロックで最初に見たのはレオン・ブリッジズだったのですが正直に白状すると本当はこの時は別のアーティストを見るつもりでした。1週間前までは・・。

 

 今回のフジロックは20周年に相応しく素晴らしいラインナップだったのですがその中で私が参加を決意するのに決定打となったアーティストがこの時間パフォーマンスを披露する予定でした。そう、この時間は2016年に実に16年ぶりとなる新作を発表したザ・アヴァランチーズを見る予定だったのです。

  ザ・アヴァランチーズはオーストラリア出身の音楽家集団です。彼らの音楽はいわゆるサンプリング音楽というスタイルで過去に発表された楽曲のフレーズなどを紡ぎ合わせて新しい音楽を作るというものでした。彼らは2000年に歴史に燦然と輝く偉大な1stアルバム『Since I Left You』を上梓します。

 


The Avalanches - Since I Left You

 

 天にも昇りそうな甘いコーラスと浮遊感あるグルーブ。このアルバムは各国の音楽メディアに絶賛され、世界中の音楽ファンに熱狂的に受け入れられました。2000年といえば、ザ・ストロークスが、これまた歴史的な傑作『IS THIS IT?』を発表するちょっと前。当時私は高校生になったばかりで今まで聴いたことのない音楽に少々戸惑いながらも聴き続けていたら次第にはまり、気づけば2016年の今のお気に入りの一枚として度々CDを取り出して聞いています。

 

 しかし、その後彼は長い間沈黙します。どうやらサンプリング音楽というの性質上、たくさんの音源を使うので、その楽曲の使用に関する権利取得に非常に時間がかかっていたようです(何せこのアルバム1枚で3500曲もの楽曲が使用されているようです)。その後はアルバムが出るという噂が流れては結局何も起きないということが16年間繰り返されました。当時から新作の動向を追っている方からすれば、ザ・アヴァランチーズの新作を拝める日は今世ではないと諦めの境地に入っている、そのくらいの時間が流れていました。

 

  そんな状況が変わったのが今年に入ってから。まず4月頃に突如彼らのホームページが変わります。ただ、ここではまだまだ新作が出る期待などほとんどない。また繰り返しか、と思っていたら数週間後、世界各地でのライブが発表されました。その中にはフジロックへの出演も含まれていました。あれ、今回は今までと違って本当に動き出したんだな、と思っていたら・・・

 

  ついに、ついに、全世界を沸かせるツーイトが投函されました。

 

 

 オフィシャルで遂に新作が発売されることが発表されたのです。そして、同時に新曲'Frankie Sinatra'が解禁されました。

 

 

 おおー、1stの頃とは雰囲気が結構違う。ややヒップホップ色が強くなっている。けど、やっぱりゆるく踊れる感じがあり、気づけばリピートしていました。

 

 その後は怒涛の展開で3週間後くらいには新しいマテリアル、'Subways'、そして'Colours'が続けて発表されました。

 

 

 

 素晴らしい。サンプリング音楽というフォーマットでありながら圧倒的なオリジナリティ。この16年間ザ・アヴァランチーズの成し遂げたことを他に出来たアーティストはただ1人もいなかった、そんな思いになりました。そして遂に2ndアルバム『Wildflower』が7月にリリースされます。僕はこの夏にこのアルバムを何回聴いたろうか。まさに2016年夏のサウンドトラックになりました。

 

 このタイミングでフジロックで彼らのパフォーマンスが観れる!日本中のファンが大きな期待を持っていたと思いますが、残念ながらメンバーの健康上の問題でそれは叶いませんでした。絶対フジで聞いたら最高の思い出になったろうな〜という思いもありますが、こればっかりはしょうがない。また元気になって日本でパフォーマンスしてくれる日が来ることを願っています。

 

Wildflower

Wildflower