秋に行われる最高の音楽の祭典、朝霧JAMのタイムテーブルが発表されました
暑い夏が終わり、次第に涼しくなってきました。フジロックやサマソニなどの夏フェスの思い出に浸り少しばかり寂しくなっている季節でもあります。来年の夏までお祭りはお預けか・・そんな風に寂しくなっている人は、もしお金と時間が許すのであれば朝霧JAMに行かれてはいかがでしょうか。今年のタイムテーブルも発表されましたが、これは見たい。きっと最高の音楽体験が待っています。(僕は残念ながら行けないのですが・・)
朝霧JAMはフジロックを主宰するSMASHが開催する秋の音楽フェスで富士山西麓の標高900mに位置する朝霧高原で行われます。日帰りでも参加可能ですが、基本的にキャンプをしながら音楽を楽しむことを趣旨としているフェスで、参加者のほぼ全員がキャンプで泊まりでこのフェスを楽しんでいるようです。音楽の魅了もさることながら、目の前に臨む雄大な富士山など自然も満喫できる最高のフェスティバルです。過去開催されたフェスの様子がフォトギャラリーで公開されているので、こちらで雰囲気がつかめるのではないかと思います。
はぁ〜、俺も行ってチルしたい!というセリフが思わず口から零れてしまいそうな最高の雰囲気ですね。
そして今年のラインナップが発表されたのですが、アーティストも非常も魅力的なのです。この雰囲気の中で見たら絶対気持ちいい。今回発表されたアーティストの中から僕が特に見たいなと思ったものを少しご紹介します。
<1日目>
◇never young beach
never young beachは日本の5人組バンド。「西海岸のはっぴいえんど」といわれるように海や自然を感じさせるトロピカルな要素と日本のシティ・ポップの要素を持ったバンドです。2015年に1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』でいきなりブレイクし、2016年には早くも2ndアルバム『fam fam』をリリースしています。
僕は特に1st『YASHINOKI HOUSE』の冒頭3曲が好きで夏によく聴きました。サウンドがカッコいいですよね。'どうでもいいけど'のアウトロのギターの掛け合いとかかなり気持ちが上がります。
◇cero
このblogの過去の投稿を見ればわかるのですが、僕はこのバンドが好きなのです。とにかくいろんな音楽が折衷的にクロスオーバーしていて、かつグルーヴィーにゆったりと踊れる。朝霧JAMとの相性はきっと抜群だと思います。
若干never young beachと時間帯が被っていますが、できればnever young beachは少し早めに切り上げてライブの頭から見たいバンドです。
◇Todd Terje & The Olsens
トッド・テリエはノルウェーのDJ、音楽プロデューサー。所謂「Nu DISCO」と呼ばれるジャンルでトーマス・プリンスと並んでトップランナーを走るアーティストです。
主にリミックスやリエディットで活躍していたのですが、2014年に満を持して自身の1stフルアルバム『It's Album Time』をリリースします。タイトルが憎いですね。こう言うセンスがとても好きです。
ちょっと哀愁あるメロディとキラキラしたサウンドが夏の海の夕暮れを眺めいてるような気持ちにさせてくれて、このアルバムはたくさん聴いた思い出があります。今回はフルバンドであるオルセンズを引き連れてのステージとなります。Todd Terje & The Olsens名義で発表されたクラシック・ダンス音楽のカバー集『The Big Cover-Up』も最高でした。これはいつか別記事で書きたい。
間違いなく、最高のダンスパーティになるでしょう。この音で踊りたい!
<2日目>
◇ミツメ
ミツメは東京の4人組のバンド。ドラム、ベース、ギターのオーソドックスなバンドアンサンブルを基調としながら、どこか独特の浮遊感を持ったグルーヴを持ったバンドです。2016年に発表した4thアルバム『A Long Day』含め現在のところ全ての作品を自主レーベルから発表しています。『A Long Day』はLPも発売されたのですが、即日完売で手に入れられませんでした(涙)
この曲はモヤさまのエンディングでも使われたので聞いたことがある人も多いかと思います。アウトロのバンドアンサンブルで上げていく感じとかたまりませんね!
◇THE SKATALITES
ジャマイカの伝説的なスカバンド、スカタライツが朝霧JAMでパフォーマンスします。スカの伝説的なレーベル「スタジオ・ワン」のハウスバンドとして活動を始めたこのバンドによりスカという音楽は全世界に広がりを見せることになります。暮れ行く夕暮れの中、大自然で聞くスカは気持ち良いに違いありません。
ざっと今回のラインナップを眺めてきましたが、ここで挙げた以外のバンドも当然聞きたい。僕の見識が狭いだけで他にも素晴らしい音楽が待っていると思います。そういう音楽に出会えるのもフェスの醍醐味の一つだと思います。朝霧JAM、マジで素敵なフェスです。