読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

オトログ

音楽好きサラリーマンによるブログ。最近レコードプレーヤー買ってディグが楽しい。ブログ初心者で拙稿が続きますがよろしくお願いします。twitter:otolog_blog

Montreux Jazz Festival 2016 1日目に行ってきました。

f:id:otolog:20161009130717j:plain

 10月7日にMontreux Jazz Festival 2016@恵比寿ガーデンホールに行ってきました。今まで参加したどのフェスよりも大人の雰囲気が漂う素敵なフェスでした。どのくらい大人かといえば、ホール内は撮影禁止だったのですが、本当に撮影している人がほとんどいなくて、皆ワインなどのお酒を嗜みながら音楽を楽しんでいた、といえば雰囲気が伝わるでしょうか。フェスの模様を簡単にですがレポートしたいとおもいます。

■キーヴィジュアルでお出迎え

 まず入り口を通ると冒頭写真にある山本輝司氏が手掛けたキーヴィジュアルがお出迎え。白と黒のモノクロの絵は息を呑むような美しさがありました。躍動感がありかっこいいですよね。

 

■食べ物、飲み物

 このフェスは19:00から23:00頃までと割と長丁場で、当然夕飯を食べないで行くとお腹が空きます。事前情報がなかったですが、会場では簡単な軽食も販売していました。飲み物はビールなどもありますが、グラスワインやシャンパンなども売っており、フェスのコンセプト通り大人の愉しめる音楽の場、という感じでした。

 

■METAFIVE

f:id:otolog:20161009132727j:plain写真出典:Montreux Jazz Festival Japan Facebookより

 

 1発目はMETAFIVEです。高橋幸宏、 小山田圭吾砂原良徳TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井のスーパーバンドです。僕は今回初めて彼らの音楽を体験しました。写真からもわかるようにヴィジュアルと音がマッチしたかっこいいライブでした。打ち込みと生音が半々くらいで、さすがにこのメンツ、隙のないアンサンブルでした。ただ、想像していたよりも踊れる曲が少ないかも?と感じました。'Don't Move'が個人的にはハイライト。曲自体もそうですが、小山田さんのギターがファンキーでグルービーで印象に残りました。

 


METAFIVE - Don’t Move -Studio Live Version-

 

■ヘンリク・シュワルツ featuring 板橋文夫&Kuniyuki

f:id:otolog:20161009134534j:plain

 写真出典:Montreux Jazz Festival Japan Facebookより

 

 2組目はヘンリク・シュワルツ featuring 板橋文夫&Kuniyuki。本当に失礼ながらこのライブも事前知識なし、すべて今回初めて音を体験するメンバーでした。しかし、このバンドが非常に良かった。特に板橋さんのピアノ。featuringと名をうっていますがもはや板橋さんのステージと呼びたくなるほど(実際途中タイムテーブルを再度確認するまでそう思ってました)。曲の始まりがピアノソロだったのですが、その美しい旋律、少し悲しげで涙を流しているかのような調べに一気に耳を持っていかれました。全体に敵はピアノ、ヘンリク・シュワルツとKuniyukiが作り出すリズムのコラボ。ステージの持ち時間は60分程度だったのですが、曲の切れ目はほぼ1回しかなくずっとセッションをしているような感じでした。時折Kuniyukiさんが民族的なリズム、フレーズを入れているのもアクセントになり印象的でした。途中ピアノとリズム合っているのか微妙なとこだったりとか、せっかく作り出したグルーヴがすぐに終わって次のセッションに移ったりとやや乗り切れないなと思った瞬間もあったのですが、おそらくこの日一番フロアを沸かせていたのはこのグループだったと思います。終わった後の拍手喝采がそれを物語っていました。

 

■Francesco Tristano presents p:anorig feat. Derrick May

f:id:otolog:20161009220142j:plain

 写真出典:Montreux Jazz Festival Japan Facebookより

 

 いよいよトリのフランチェスコ・トリスターノとデリック・メイ。思えば昨年ようやくデトロイト・テクノの音楽に触れ、デリック・メイのDJを体験してぶっ飛んだ僕としては一番楽しみにしていたステージ。ついにあの'Strings of life'で踊れるのか、そんなドキドキでライブの始まりを待っていました。

 

 まずはじめにフランチェスコ・トリスターノが一人で登場。写真からも分かる通りかなりのイケメン。ステージにたくさん配置されたキーボードやリズムマシンを駆使して音を形づくっていきます。ピアニストらしい、美しい旋律が特徴で、リズムは刻んでいるのですが、踊るというよりも聞き入る感じの音でした。どのタイミングでデリック・メイが出てくるんだろうなーと思っていたのですが・・・開始から15分経ってもでてこない。「うーん焦らすなー」と思っていたのですが、更に15分経ってもでてこない。「あれ、実は今日は出ないのか・・?」といよいよ思いはじまた時についに登場。デリック・メイが登場してからは心なしビートが強くなり少しダンスの要素も強くなった気もします。気持ち良く踊っているとそのままステージは終了。結局楽しみにしていた'Strings of life'はやらず・・・。

 

 ちょっとがっかりしましたが、ただ冷静に考えてみれば、このステージはステージ名にあわられている通りトリスターノのステージ。彼が作る音の世界観というものは美しく60分のステージはあっという間に感じるほど素晴らしいものでした。また途中には'戦場のメリークリスマス'のMIXがあったり、デリック・メイの'ハンド・オーバー・ハンド'があったりとサービス満点のステージでした。('ハンド・オーバー・ハンド'が来た時には思わず叫びました)

 

 さて、僕が体験したMontreux Jazz Festival 2016はここまで。2日目、3日目も観たかったけど金と時間がなかったので断念。ただコンセプトにある通り大人が楽しめる洗練された音楽が聴けるフェスでした。来年も開催されるかわかりませんが(きっとするはず!)、引き続き注目したいと思います。