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オトログ

音楽好きサラリーマンによるブログ。最近レコードプレーヤー買ってディグが楽しい。ブログ初心者で拙稿が続きますがよろしくお願いします。twitter:otolog_blog

ジェフ・ミルズの映像作品『THE TRIP』を体験してきた。そして来年には新作が!

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 久しぶりの更新となってしまいました。一応本業の仕事がバタバタしていたというのが言い訳をしてみますが、そこはどこまで言ってもいい訳でしかないわけで。継続して書かないと腕も鈍るし、継続は何よりも力になると信じているので、懲りずにこれからもマイペースに書いていこうかと思います。

 少し前にジェフ・ミルズの映像作品『THE TRIP』を見てきました。これは2000年頃からジェフ・ミルズが取り組んでいる映像と音楽のミックス「シネミックス」の最新作で日本では初上演となっております。

  この『THE TRIP』は公式ホームページの紹介を拝借すれば「住みづらくなってしまった地球から、新しい世界を探すために地球より遠く離れた場所を開拓していくという、これから人間が経験するであろう体験」がテーマになっている作品です。上映時間はおよそ90分。映像に合わせてジェフ・ミルズがその場で音楽をミックスしていくというスタイルでした。

 

 実際の映像がないので言葉でなかなか想像していただくのが難しいと思いますが、映像は宇宙をモチーフにしたと思われる映像と人間の記憶というか脳内のイメージみたいな映像が交互に表現されていました。またその映像の切り替わりも非常にシームレスに行われており、その境界はどこまでも曖昧なものでした。映像を観た感想としては、はっきり言って難しくて僕の頭ではよくわからなかった。というのも映像は非常に抽象的で、わかりやすくストーリーが描かれているようなものではなかったと思います。ただこの抽象的というのは当然狙ってのことで、映像を観た人にインパクトのある体験をするために、このような構成になっているのかな、と観ながら考えていました。

 

 映像に合わせてミックスされていた音はジェフ・ミルズが得意とするところのミニマルテクノとオーケストラが奏でるクラシック音楽が交互にミックスされていました。以前このブログでも書きましたが、近年ジェフ・ミルズはエレクトロ・ミュージックとクラシック音楽の融合をテーマにした活動にも取り組んでいます。すごく偉そうなことを言えば僕もこの感覚には非常に同意できて、どちらの音楽もその緻密さから宇宙を連想させるようなところがあると思っています。

 

otolog.hatenablog.jp

 

 そしてそのジェフ・ミルズが初めてオーケストラのために書き下ろした新作を発表します。タイトルはズバリ『Planets』。トレイラーもすでに公開されています。

 

 2枚組での発売となり、1枚はエレクトロニカ、2枚目はオーケスオトラによるクラシック仕様になる予定です。リリース日は2017年2月22日となっています。また、リリース日の同日に大阪で『Planets』が生で体験できるライブが行われること発表されています。今回の『THE TRIP』が東京公演ということで涙を飲んだ大阪の方はリベンジのチャンスです。

 

 それにしてもジェフ・ミルズというアーティストの頭はどうなっているのだろう。すでに長いキャリアを重ねてきたにも関わらず、常に新しいアイデアにコネクトし挑戦し続けている。これからも目が離せませんね。