2016年のポップミュージックに繋がる歴史の案内役『SOUL definitive 1956 - 2016』を買いました。
昨日、たまたま行った本屋で見つけて即買いしてしまいました。
音楽サイトele-kingの編集が発行する’ディフィニティヴ’シリーズの
最新刊『SOUL definitive 1956 - 2016』が発売されます。
本書の主題はタイトル通り「SOUL」。
ポップ音楽としてのソウルの始まりから現在に至るまでの
各時代を代表する名盤がカタログされています。
『SOUL definitive 1956 - 2016』を即買いした理由
この2016年のポップ音楽における最大のトレンド
ソウル、R&B、hip-hopというブラック・ミュージックであることに
異論を挟む人は少ないと思います。
この本は過去のカタログを見渡せるだけでなく、
しっかりと2016年の音楽に繋がるような構成となっている、
これが僕がこの本を即買いした理由です。
2016年を象徴するアーティストとしては、いづれも時代を象徴する
傑作を上梓した、チャンス・ザ・ラッパー、ビヨンセ、カニエ・ウエスト、
リアーナ、フランク・オーシャン、といった面々が揚げられるでしょう。
彼らの音楽がどこから来たのか、また彼らに共通する過去から繋がる想いは
どのようなものなのか、そういうのがわかると
作品を聴いた時にまた違ったものを得られると思います。
ただ、ソウル、R&B、hip-hopというブラック・ミュージックに関連する
作品って、他のジャンルでもそうですが、本当にたくさんあるんですよ。
僕もレコード・プレーヤーを買ってからLP盤を買おうと思って
ディスク・ユニオンとか行くようになったのですが、
本当アーティストも作品も多いんです。
しかもLP盤の場合は視聴もあまりできないので、何も知識がないと
本当にフィーリングで買うことになってしまう(それも面白いのですが)
なので、このジャンルの音楽に興味は持っているけど何から聞いていいか
わからない、という人も多いと思うんです。
この本ではサム・クックに始まり、最後はビヨンセの『レモネード』まで
紹介されています。
2016年にソウル音楽を楽しむ上で、これ以上ないガイド役だと思います。