Montreux Jazz Festivalが見逃せない。デリック・メイ永遠の名曲'Strings Of Life'を体験しよう!
10月7日〜9日にかけてMontreux Jazz Festival(モントルー・ジャズ・フェスティバル)が開催されます。このフェスはすごい。洗練られた様々な音楽がクロスオーバーする豊かな音楽が聴けること間違えなしでしょう。
モントルー・ジャズ・フェスティバルは1967年にスイスで始まった歴史あるフェス。今では世界三大ジャズフェスティバルの一つと言われ毎年25万人もの音楽ファンがこのフェスに参加しています。昨年よりここ日本でも「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」という名で開催されるようになりました。「ジャズ」という名が付いていますが、これは洗練された音という意味で実際は様々なジャンルのアーティストがラインナップされています。今年サマーソニックでトリを務めたレディオヘッドも出演しています。
◇Radiohead - Live at Montreux Jazz Festival, 2003
ところで、こちらの記事でも紹介した9月11日にテレビ放送の「題名のない音楽会」見ましたか?本当に日曜の朝9時にジェフ・ミルズが地上波のテレビ番組に出てましたね。演奏は日曜朝の番組を意識してなのか、うちのテレビのせいかわかりませんが、やや低音に迫力が欠け、ジェフ・ミルズ特有の宇宙の中を漂うような奥行きは少しなりを潜めいてたように思います。個人的にはフランス・モンペリエ国立管弦楽団と一緒にやった演奏の方が良かったかも。いや、今回も十分良かったのですが。
番組の中でジェフ・ミルズはテクノとオーケストラのコラボレーションを実施していますが、これをやっているのはジェフ・ミルズだけではありません。Montreux Jazz Festivalにも出演するデトロイト・テクノのパイオニアの1人、デリック・メイとルクセンブルク出身のピアニスト、フランチェスコ・トリスターノも近年オーケストラとのコラボレート披露しています。しかも曲はデリック・メイの永遠のダンスクラッシック'Strings Of life'です。
◇Derrick May & Friends - Strings of Life
やばいでしょう、かっこよすぎでしょう。生で聴いたら歓喜のダンスを踊るしかない。今回のMontreux Jazz Festivalではどのような形式になるかわかりませんが、2人がコラボレートするステージなので、'Strings Of life'を実施してくれるのではないかという期待がムクムクと膨らむわけです。これは観たいよー!、というわけで私はこのフェス行くことにしました。ぜひ現地でお会いしたら乾杯してください。
デリック・メイとフランチェスコ・トリスターノ以外の出演者については正直あまり知らなかったのですが、音源を聴いてみたら、鳴らしている音は違えど、フェスのコンセプト通りどれも洗練された音ばかりでした。これを機にまたファンとなるアーティストが増えそうです。
◇Gilles Peterson - Brazilika
◇Caetano Veloso - Sozinho
いやぁ、今からワクワクが止まりません!楽しみ!
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